結婚写真”紅葉の萩”撮影
山口県・紅葉の名所長門峡で前撮り
ブライダル(挙式)を前に、去る11月10日に萩市から阿武川を遡ること約40分の道のりをロケ車で走って、紅葉刈りで賑わう長門峡でフォトウェディング(結婚写真前撮り)をしました。長門峡の竜宮渕の駐車場にロケ車を置いて、紅葉の綺麗な撮影スポットを探しました。 しかし駐車場付近には長門峡としての景勝と紅葉のマッチングスポットが見当たらず、駐車係の人に撮影スポットを伺うと、「紅葉橋が最高」と教えてくれ、私たちも其処が良いだろうとの話はしていましたが、結構遠いのです。地図で見るとおよそ15分くらいかな?という感じです。
普段着の私たちカメラマン一行は15分くらいの歩きは余裕で大丈夫なのですが、和装を着ているお嫁様と新郎さんは多分辛い行程になると予想ですが、新郎新婦は「是非行きたい!」との返事なので意を決して出発しました。長門峡の入り口にはお隣、長門市出身の安倍晋三総理の揮毫で「名勝 長門峡」の石碑があります。そこで記念写真を一枚。
紅葉橋を目指して出発しましたが、思いの外遠く感じます。多分日頃の運動不足もあるのでしょうが、紅葉橋に向かう小道は登りくだりがあり、落ち葉で滑りやすい事もあって新郎新婦は和装姿なので大変です。(このブログを書いているときにGoogle mapで平面の距離を測ってみると700メートルでした)紅葉シーズンなので観光客も多く小道ではすれ違うのもお互いに譲り合って進むという感じになります。ここで、花嫁さんなので、すれ違う皆さんに「おめでとうございます」ってお祝いして頂け、長門峡散策道でも道も譲って頂けるのでありがたいですね。
紅葉橋までの700メートルの散策路には谷川に降りられる所や岩をくり抜いた背丈ほどの小さなトンネルがあったりするので、ちょっとしたワンダーランドです。
故郷 萩をロケーション撮影
萩市内の世界遺産指定エリアにある萩城下街にロケーション場所を移して、「俥宿天十平」の息子さんの引く人力車をチャーターして菊屋横丁から御成道界隈を撮影して回ります。
「俥宿天十平」さんは結婚写真を撮影する時に車夫が笠を被ってくれるのでカメラマンとしては大変有り難いのです。
それは、写真を前から撮ると遠近法で主人公の新郎新婦より車夫が大きく写ってしまいます。其のイメージが嫌いで「俥宿天十平」さんにお願いすると快く応じてくれて、それ以来結婚写真撮影の折には傘を被ってくれて、尚且つお顔を伏せて引いてくれるので有り難いです。(お父さんも息子さんもイケメンなんです)
思い出の萩の浜辺でロケ撮影」
海でのロケーションフォトウェディングは人気ですが、其の多くの写真がウェディングドレスを希望されます。
和装色打掛で、新郎様が幼い頃遊んだご実家の裏の海で撮影をご希望されました。萩の海は何処に行っても綺麗な水で遊ぶにはもってこいですが、ここは漁港で、結婚写真には少し撮影に工夫が必要でしたが、
新郎新婦、撮影に一日お付き合い頂いたご両親共に全員で記念写真を撮って撮影終了としました。1日有難うございました。